SFCのAO入試は書類審査の志望理由書がどれだけしっかりしているかによって合否が分かれると言っても過言ではない。 2000字の中にどれだけ具体的に、どれだけ明確に、どれだけわかりやすく書けているかが評価の分かれ目である。 また、他の300字〜400字の論文ももちろん手を抜いてはいけない。1次審査をパスした人は、A方式の人は面接、B方式の人は ディスカッションがある。面接では、聞かれる内容のほとんどが、志望理由書や他の論文からである。面接官は、志望理由書を 熟読した上で、想像もしていないような高度な質問をしてくる。それに備えて、書類の作成中から、しっかりとした知識を蓄えて おくべきである。
SFCの求める人材のキーワードの1つに、「問題発見・創造解決」というものがある。自分で新たな問題を発見し、創造、解決 していくことができる人物をSFCは求めている。つまり、SFCの書類審査では、今ある問題の現状を述べ、それを解決したいから SFCに行きたいというような論文では合格することはできない。問題を解決するための「自分なりの新しい提案」を書かなければ ならない。その新しい提案がしっかりとしていれば、合格する可能性はさらに高まるだろう。
SFCの書類審査でパスして、面接でつまづく人の多く見られるのが、付け焼刃の知識、付け焼刃の提案内容で面接に望む人である。 たとえ付け焼刃だとしても、それが付け焼刃でないかのようにしなければならない。そこからはあなたの努力次第である。
☆実績について☆SFCのAO入試志願者は、皆高校時代に何かしらの役職でリーダーシップを発揮したり、何かしらの大会で評価されたり、部活動で、 優勝経験があるという人が多い。確かに、AO入試では、実績の部分で多少評価が変わってくる。SFCの求める人物像の1つに、 「文武両道」というものがある。高校時代どれだけ努力してきたかも評価される。つまり、高校時代の成績も重要である。 しかし、実績だけでAO入試の合否は決まらない。自分のできる最大限の努力をすれば合格することもできるだろう。
★資料送付について★書類審査では資料を送ることができる。AO入試の書類審査で資料送った方がよいのかという疑問がでてくると思う。 答えは送れるのなら送った方がよい。書類をSFCの審査官が見た時に、資料が1つ1つ丁寧についていれば、審査官は、 その人についてのイメージや印象が強くなる。資料を送る時は、審査官が見やすいように丁寧にまとめておく必要がある。
☆面接時のホワイトボード利用について☆SFCのAO入試では、面接次にホワイトボードを使うことができる。ホワイトボードの利用に関しての評価の差はほとんどない。 しかし、ホワイトボードを使い、面接官にアピールするのも1つの手である。もしホワイトボードを使うならば、これだけは 念頭においてほしい。面接官はプレゼンテーションのプロである。ホワイトボードを使うのならば、それなりのリスクを伴う。 それを考えた上で、ホワイトボードを利用して下さい。