★A方式 2次審査について★

 A方式の2次審査は面接である。1次審査をパスしただけあって、みな考えはしっかりしている人達ばかりである。 面接で、合否を分けるポイントは1つ。どれだけ面接官と、30分という時間の中で、仲良くできるかである。 そのためには、あなたの人間性が問われる。緊張の中、面接官に対し、笑顔で、はきはき答え、自分の考え を伝えることは大変難しい。1次審査合格が言い渡されたその瞬間から、面接の準備を開始してほしい。

☆面接までの順序☆

1、受験票を見せ、大きな会議室に集合する。(学部別)
2、面接についての説明を受ける。
3、面接用の論文を会議室で各自書く。(20分間)
4、10人一組ほどで別室に移動
  →受験番号が大きいほど待ち時間が長い。最大で3〜4時間ほど待つ。
5、別室で再び面接の説明を受け、10人が各室に移動。
6、面接開始
7、終わった人から帰る。
  →会議室に戻ることはできない。人によっては15分で終わる人や、40分で終わる人もいる。

★論文の内容★

総合政策学部の場合:自分の小学生の頃の将来の夢と今の将来の夢を比べて、どういう風に変わったか。 環境情報学部の場合:SFCの特徴など。           あなたがずっと感じている問題。           あなたの将来の具体的ビジョン、問題解決の糸口など。(ほぼ書類に沿った形で書けば問題ない)            10人一組ぐらいの割合で別室に連れていかれ、10人同時に自分の決められた各部屋に行き、面接開始。

☆面接の内容☆(聞かれる可能性が高いもの)

・志望理由書の要約
・志望理由書の疑問点
・高校でやってきたことがどのような形で今に生かされているか
・なぜSFCを選んだのか
・外国の国を挙げた場合には、なぜその国なのか。その国と日本の違う所、見習う点、長所、短所。
・研究会、教授の名前を挙げた場合には、その教授について深い所まで聞いてくる。
・部活、ボランティアの活動の実績などについて。
・その他書類を見て様々な視点から質問がくる。

★B方式 2次審査について

まずは資料を渡される。約1時間ほどでその資料に沿った小論文を書く。しかし、その小論文はディスカッションの話題作りのための 小論文のため、直接合否には関係はない。内容としては、毎年様々で、例えば西洋文化が入ってきて日本にどのような社会的文化が 起こったかというような内容である。資料は比較的読みやすく、小論文も気楽な感じで書ける。 その小論文をもとにグループを作る。そのグループでテーマを決め、ディスカッションをする。ルールは司会者を決めることと、 グループで決めたテーマのなんらかの結論を出すこと。A方式の面接よりは、合格率も高く、和やかな雰囲気で受験することが できる。


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